先週発売の最新作、モンスターハンターストーリーズ2を遊んでみました。
Erenです。
家に帰って遊ぶ余裕があったかといえば皆無なのですが、
スマートフォンから家のパソコンにリモートでつないで、通勤中に遊んでいました!
一通り?終わったのでブログネタにします(笑)
モンスターハンターストーリーズは、本家と違ってアクション要素が一切ないRPGになっています。
アクションが難しすぎて!!という方には向いているゲームになると思います。
また、本作はモンスターを倒すだけではなくてキズナを結んでパートナーにすることも可能です。
全モンスターが参戦しているわけではありませんが、人気モンスターは一通り参戦している感じですね!
物語
村の祭りに参加していた主人公。
実はこの時、ライダーとは相いれぬハンターが「破滅を導くレウス」の情報を得て、この村にやってきています。
祭りが進んでいる中、「護りレウスの森」で導蟲にマーキングされ逃走するヒロイン「エナ」が、
護りレウスに遭遇し、とある卵を受け取ります。そして主人公が「護りレウスの森」を捜索中に、彼女と出会います。
そして「護りレウス」から預かった卵を主人公に託し、一緒に旅に出る…というものです。
卵から生まれてくるものは、災いを呼び起こすものなのか…それとも…。
ストーリーが進むにつれて、一部の組織が登場してレウスを悪用しようと暗躍したり、
盛り上がりを見せたりはしますが、全体的には落ち着いた感じのストーリー展開になっています。
盛り上がりに欠けるし特別面白いところもなく、可もなく不可もない感じ。
バトルについて
バトルは、ゲームセンターなどに置いてあった懐かしの「ムシキング」方式です。要はじゃんけんです。
「パワー・スピード・テクニック」の3種類があり、相手の使う技に対して有利なものを選択すればいいのです。
が、ここはモンスターハンターらしく、相手の出方を見つつ考えることが出来ます。
例えば、ババコンガの場合はパワー攻撃が多かったりしますね。
キリンやランポスといったモンスターはテクニック??スピード??とちょっと悩みますよね。
そういう場合は、スキルで「ガード」や「エール」を使ってやり過ごしてみるといいかもです。
もちろんですが怒り状態もあり、そうなると行動パターンも変化しますよ。
スキルはモンスター用と自分用があります。
モンスターの指示を出したい場合は、モンスターの行動を先に決めておく必要があります。
プレイヤーの行動が決まった時点で、ターンは進行してしまいます。注意しましょう
おなじみの部分破壊もあります。積極的に狙っていきましょう!
武具生産・強化
武具強化はいつも通りのモンハンといったところです。なので特筆はしません。
気になったのは、モンスターの武器が全部あるわけではない。というところ。
リオレイアでいえばクイーンブラスター(弓)がありません。ナルガクルガの大剣、ガンランス・弓もありません。
すべての武器種を網羅しているわけではないので気を付けてください。
フィールドとダンジョン移動について
モンスターに乗って移動することが出来るので、「あれもできる?これもできる?」と思うかもしれません。
リオレウスの場合は飛行できます。ただし、プケプケは飛行できません。
翼があるから必ず飛行できるというわけではないです。飛行できるモンスターは限られています。
ポケモンでいう「秘伝技」がそれぞれモンスターに備えられています。
ランポスやキリンは、特定の場所で高台へジャンプできます。
ネルスキュラは、蔦登りが出来ます(ハンター単体ではできません。なぜ??)
クシャルダオラとイヴェルカーナは飛行できますが、テオテスカトルは飛行できません。
テオテスカトルは、モンスターをひるませて一時的にエンカウントを無効にするスキルを備えています。
ナルガクルガの場合、敵に感知されないステルスモードが使えます。
モンスターはレベル差関係なしに追いかけてくるので、ナルガがいると助かります。
モンスターの所持枠は6匹なのにこの仕様で数枠は移動用モンスターになります。
フィールドは飛行モンスターだけでいいですが、ダンジョン内は飛行できません…。
蔦登りや水上移動・マグマ移動が必須ではないですが、レアな宝箱があるときもあります。
そのためだけに、モンスター枠を消費するんですか?微妙なシステムですよね…
また、先頭をクシャにしていた時に水上移動エリアに来た場合、
先頭モンスターを「入れ替え※システムでも聞いてきます」しなければいけないので面倒です。
その瞬間だけ入れ替えて水上移動が終わったら戻すとか、そういった便利機能はないです。
痒いところに手が届かないのは、なんというかカプコンらしいですね。
よかったところ
・好きなモンスターに乗れて旅ができる
・難易度が比較的優しめ
・アクションが苦手な人でも楽しめる
きになったところ
・主人公(プレイヤー)が置いてけぼりにされるシーンがある
・特定の単語が連発されて嫌になる
・モンスターの巣が使いまわしばかりで飽きる
・ウルトラワイドに非対応(PC版)
気になったところについて。
・主人公(プレイヤー)が置いてけぼりにされるシーンがある
プレイヤーがしゃべらないので、その補佐で前作から参戦のナビルーが代わりにしゃべってくれます。
※蔓延防止のためマスクを強要しています(笑)
個人的には、このナビルーは不要だったんじゃないかなと思っています。
プレイヤーの代理とはいえ、好き勝手しゃべりすぎです。非常識発言も時々するので気に障ります。
勝手に相棒呼ばわりするあたりも、受付ジョーと近い何かを感じますね。
プレイヤーに「はい」や「いいえ」の選択肢をできるようにしてナビルー要素は削除してほしかったです。
次回作はそれを希望します。
ストーリー関連ですが、どうしても「リオレウス」中心の物語になるので
「レウス」「レウス」といいがちですが、「レウス」「レウス」言いすぎです。さすがに嫌になってきます。
また主人公の祖父、「レド」もかなりかかわってきます。この2単語の発言率の高さ、異常です。
主人公がもう「レド」でいいんじゃないかな?そう思ってしまうほどです。
最初から最後まで「レド」「レウス」…、ストーリー終わったときの開放感が気持ちよかったです。
と、物語のこの2点だけが個人的にはかなりマイナスになっている感じでしょうか。
ナビルーの件は気にならない人も多いようなので、そこで好みが別れそうな気がしますね。
ちなみにメインストーリーはレベル上げも入れたら50時間程度だそうですが、
次女にレベル上げを手伝ってもらったりしたので30時間くらいでした。
総評(各項目最大5点)
物語…☆3 (ナビルー要素、「レド」「レウス」乱発で-2です)
グラフィック…☆4 (比較的スペックの低いPCでも快適動作すると思います。)
システム…☆5(モンスターに乗れるのって楽しいです!)
サウンド…☆4(残るBGMもあれば残らないBGMもあります。本家ほど優秀ではないです)
特別面白いわけでもないですが、好きなモンスターに乗って旅をしたい人。
本家が難しい、けどモンスターハンターをプレイしたい人におすすめします。